INTERVIEW社員インタビュー
デザイナー

川又 紀子

作業者ではなく、課題解決への道筋を示すデザイナーでありたい

  • デザイナー川又 紀子

    大学卒業後、フリーランスで漫画やイラストデザインなどを制作。待受・デコメサイトの運営会社勤務を経て、コンシューマー向けアプリを展開するサービス会社でUI/UXデザインなどを担当。2015年9月、株式会社トレタに入社。アプリのUI/UXや販促ツールなど幅広いデザインを担当している。

デザインは本質的な課題を解決するための手段のひとつ

現在プロダクトデザインをメインに、サービスの価値をお客様に伝えるための営業ツール制作や、イベントで配布するグッズのデザイン制作など、幅広く案件に関わっています。

当社のプロダクトは全て、お客様である飲食店の「課題を発見すること(Issue first)」を起点として誕生しています。デザインを考える時も同じ。まずは何に困っているのかを深くヒアリングして、問題が生じている部分を細かく分解する。そこで見えてくる本質的な課題を解決するための手段のひとつとしてデザインを考えます。

例えば、セールスの担当者が「ここのデザインを変えた方が使いやすい」とお客様から言われたとします。お客様からいただいたフィードバックを社内に持ち帰りプロジェクトメンバーで議論する際に、最初から「デザインをどう変えようか?」というような手段の話はしません。必ず「何に困っているのか」をきちんと把握して、何を変えるべきなのか、変えないべきなのか徹底的に議論するんです。なぜなら、本質的な課題を洗い出していくとデザインの変更がベストな解決策ではないという答えに行き着くことも十分にあるからです。

それは、社内メンバーから「こんなフライヤー作りたいんだけど」と問い合わせがあった時も同様です。例え解決策が制作物ではなくても、本質的な課題解決をデザイナーの思考回路で導けるならそれはデザインの仕事だと考えています。

そんな風に当社のデザイナーは課題解決への道筋をデザインしているため、いわゆるプロダクトマネージャーに近い役割も担っていると思いますね。そもそも、デザインの価値を大切にする社風なんです。デザイナーがプロダクトマネージャーのような役割を期待されることはあまりないことだと思いますが、当社だと特別なことではありません。デザイナーとして幅広い経験を積めるため、とても恵まれた環境だと思います。

 

表層的な課題解決ではなく、本質的な課題解決のためのデザインをしたかった

前職ではコンシューマー向けソーシャルメディアアプリのUI/UXデザインを担当していたので、不特定多数のユーザーの口コミレビューや反応を見ながらスピーディーに改善や対処を行うことが求められていました。

スピードを優先するあまりに自分が課題を表層的にしか捉えられていないのかもしれないと、危機感を持ち始めたんです。もっと深くユーザーの利用体験に耳を傾け、課題の本質は何なのかを考えながらUI/UXデザインをしたいと思うようになりました。

ちょうどその頃、知人を介して当社を知りました。飲食店経営出身者が代表なのだから、徹底的なユーザー目線でUI/UXデザインをできるんじゃないかと思ったんです。知人からもユーザーにしっかりヒアリングをしながら仮説検証を繰り返し、プロダクトを磨き続けていると聞いて、真に顧客の利用体験を高めるUI/UXデザインを学ぶには最高の環境だと思い入社しました。

予約/顧客台帳サービス「トレタ®」はお客様が日々使う業務ツールなので、サービスを提供する私たちも気軽な仕様変更はできないし、お客様も「飽きたから」といって気軽に利用停止ができません。ですから、その責任感をもってお客様が真に抱えている課題は何なのかしっかり掘り下げて分析してからUI/UXデザインを考えるように常に心がけています。

その様な環境にいるからか、当社に入社してからデザイナーとしての思考回路はガラッと変わったと思いますね。作業者や受注者として限られた範囲でのデザインを担当していた時よりも、広い視野でお客様が抱える課題解決への道筋を描ける様になりました。

「誰の、何の課題を解決したいのか」自問自答しながら出した答えがお客様の喜ぶ姿に繋がっていると実感できた時、デザイナーとして働く喜びを感じます。

 

お客様が楽しく働く姿をデザインしたい

私たちのお客様は飲食店なので、距離がとても近いんです。サービスのユーザー体験をお店へヒアリングしに伺うこともあれば、社内メンバーとプライベートでご飯を食べにいくこともあります。そうやって実際に自分の目でお客様がサービスを使っているところを見ると、UI/UXデザインが担う責任と価値の重みを感じますね。

その一方で、直接「助かってるよ、ありがとう」という言葉をいただいたり「すごく楽になったよ」と喜ぶ姿を見れたりもするんです。私がデザインしているのは、お客様が課題から解放されて楽しそうに働く姿なんだと感じて嬉しくなりますね。

デザイナーとして働く上で、そういうことを実感できる当社の環境はとても貴重だと感じています。

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