トレタ、ASEAN進出に向けてシンガポールに現地法人を設立　

このところ日本の外食産業は飽和状態にあり、市場全体が縮小傾向にあるといわれています。その一方で、ASEAN諸国の外食市場規模は年々急激に拡大しており、将来的には日本の外食市場と肩を並べるまでに成長すると予測されているほどです。

トレタは、これまで日本国内でサービスを展開してきました。2013年12月のサービスリリース以来、現在までに登録店舗は4,900店舗を超えており、その間に培ってきた知見は多岐にわたります。その知識と経験を活かして、将来が有望視されているASEANのマーケットに進出し、アジア地域の飲食店向けにサービスを提供することで、現地の食文化の発展に貢献してまいります。

新会社「TORETA ASIA Pte. Ltd.」では、日本国内に向けて開発されたiOSアプリ「トレタ」のローカライズやASEAN諸国向けのセールス事業、マーケティング事業を手がけていく計画です。
また、この新会社の設立に伴い、白石耕治が代表に就任しました。

■新会社の概要
名称　　： TORETA ASIA Pte. Ltd.
所在地　： 8 Eu Tong Seng Street #20-83, Singapore 059818
代表　　： 白石 耕治
設立　　： 2016年2月11日
資本金　： SGD 300,000-
事業内容： 飲食店向け 予約／顧客台帳サービスの販売
URL　　 ： http://en.toreta.in

■白石 耕治の略歴
2001年 6月　株式会社ベンチャー・リンク入社(経営コンサルタント)
2007年 6月　株式会社ライトハウス入社(執行役「松坂牛焼肉M」の展開)
2008年 7月　株式会社ドトールコーヒー入社(経営管理部／直営統括本部／海外事業部)
2013年 8月　Millennium Food Concepts Pte Ltd(シンガポール マネジメント／コンサルティング業)入社(Managing Director)
2014年10月　Eurasia Global Food Pte Ltd(シンガポール 食品輸入加工卸業)入社(COO ＆ Director)

■白石 耕治のコメント
このたび、トレタの経営に参画できることを大変嬉しく思っています。
トレタは、その優れたUIや使い勝手の良さをはじめとする商品開発における考え方において、他のどの商品よりも優れていると感じました。この「日本発」のトレタを世界に拡めたいという強い想いから、このたびトレタ海外事業の責任者に就任させていただきました。
私自身がこれまで培ってきた、シンガポールなどASEAN各国の飲食業界でのネットワーク、そして海外での事業立ち上げの経験を最大限に活かし、トレタがアジア、そして世界No.1のサービスになるよう全力で取り組んでまいりたいと思います。

■トレタ　代表取締役　中村 仁のコメント
ASEANにおいて、外食産業は最も元気な成長産業のひとつです。一方で、日本では古くから外食文化が発達しており、蓄積されたさまざまなノウハウは海外においても大きな価値があると確信しています。トレタは、そんな日本の外食文化で培われた高度な予約ノウハウが凝縮されたサービスであり、まさにこれから外食産業が発展するASEAN各国においても大きな価値を持つと確信しております。
アジア市場の拡大を背景に予約サービスの急成長が見込まれるなか、トレタもアジアにおけるキープレイヤーを目指すべく市場に本格参入いたします。
ASEAN各国の外食産業における豊富な知見やネットワークを持つ白石の加入は、アジア地域におけるトレタの成長に欠かせないものと考えております。

■飲食店向け予約／顧客台帳サービス「トレタ」について
「トレタ」は、高級レストランから居酒屋まで、あらゆる飲食店の予約を簡単・便利に管理ができる予約／顧客台帳サービスです。現場を意識した使い勝手への徹底したこだわりが高い評価をいただき、2013年12月のサービスリリース以来、現在までに登録店舗は4,900店舗を超えており、飲食店向け予約台帳システム業界においてシェアナンバーワン(※)を獲得しております。「トレタ」は"予約"を通じて、飲食店経営のイノベーションをリードしてまいります。
※株式会社シードプランニング「注目サービスの最新動向 No.3」より