飲食店の無断キャンセル (ノーショー)対策に
「トレタ キャンセルプロテクション」提供スタート!
任意のキャンセル料の設定で、お客様に合わせた柔軟な対応が実現
「トレタ キャンセルプロテクション」提供スタート!
任意のキャンセル料の設定で、お客様に合わせた柔軟な対応が実現
株式会社トレタは、飲食店向け予約/顧客台帳サービス「トレタ予約台帳」のオプション機能に「トレタ キャンセルプロテクション」を追加しました。
トレタ キャンセルプロテクション(以下、本機能)は、飲食店の予約時に、お客様が予約フォームにクレジットカード情報を登録することで、キャンセルや予約変更が発生した場合に、キャンセルポリシーに従って、飲食店がキャンセル料の徴収ができる機能です。本機能により、飲食店にとっては直前キャンセルやノーショー(無断キャンセル)による損失をなくし、キャンセル料徴収の手間が省けます。一方、予約したお客様にとってもスムーズにキャンセル料の支払いが完了します。
本機能は、デポジット(事前預かり金)とは異なり、事前に決済は行わずに与信枠を確保するだけの機能にフォーカスして開発されています。本機能で決済を行うのは、あくまでも無断キャンセルなどが発生したお客さまだけが対象です。これにより、予約通り来店されたお客さまのお会計は、これまで同様に店内でお支払いいただくことが可能ですので、現場のお会計オペレーションを混乱させずに導入することが可能です。
(トレタ キャンセルプロテクション利用の流れ)
本機能では、自店の公式サイトやSNSなどに予約ページのURLを貼り付けることも可能で、トレタ予約台帳とリアルタイムで連動しているため、24時間・365日いつでも予約できるオンライン予約の利便性を提供しながら、同時にノーショーのリスクを解消することができます。日にち、時間帯(ランチ・ディナー)ごとに本機能の設定をわけることも簡単ですので、お店の事情に合わせたきめ細かい運用が可能となります。
また、従来よりご提供している「トレタかんたんウェブ予約」との併用も可能で、例えば常連のお客様にはクレジットカード情報の登録の手間がないトレタかんたんウェブ予約をご案内し、新規のお客様や一定金額以上のコースメニューをご予約のお客様には本機能の予約フォームをご案内してキャンセルによるリスク軽減を図るなど、個別の対応もできます。
トレタキャンセルプロテクションはお申し込みから1週間程度で利用開始となり、初期費用・月額費用の負担はありません。キャンセル料の請求金額に対して3.6%の決済手数料が発生します。
■背景■
トレタが保有するデータでは、緊急事態宣言下ではコロナ禍前の2019年との比較で7%にまで落ち込んだ飲食店の来店人数ですが、2023年12月は2019年12月と比較して95.4%まで回復しています。来店人数の増加に比例して、ノーショーの発生件数も増加傾向です。加えて、コロナ禍前よりも人手不足が進み、物価高が直撃する現在では、同じノーショーでも飲食店に与える影響は大きくなっています。
トレタが2018年に分析したデータでは、飲食店における予約のキャンセルは予約全体の約1割であり、さらにその中の1割がノーショーに該当します。ノーショーは予約全体の1%程度とはいえ、2018年に経済産業省が発表した「No show(飲食店における無断キャンセル)対策レポート」によると、ノーショーによって発生する飲食店の損害額は年間約2,000億円になると試算されています。しかしながら、ノーショーの撲滅は難しく、飲食店はさまざまな策を講じて発生を防ぎ、万が一、発生した場合はできるだけ負荷をかけず、確実にキャンセル料の徴収をすることが求められています。
株式会社トレタでは本機能の提供のほか、2023年6月にはキャンセル料請求・回収業務ツール「Payn」の提供を開始しています。複数のサービスにより飲食店のニーズに合わせた選択肢を用意し、飲食店に大きなダメージを与える直前キャンセルやノーショーの軽減を図り、飲食店経営の生産性向上への貢献を目指します。
■一番カンタンな、予約DX「トレタ予約台帳」について
高級レストランや居酒屋などあらゆる飲食店の予約を、簡単・便利に管理ができるサービスです。これまで飲食店のスタッフが予約管理に費やしてきた多くの時間が「トレタ」によって大幅に短縮が可能です。「トレタ」は店舗経営に不可欠なオペレーションの効率化をサポートすると同時に、これまで最も情報化の遅れていた飲食業界のIT化を急速に普及させる核となるサービスを目指します。
https://toreta.in/toreta-daicho